2009年09月15日

ベースカバー

久しぶりの画像なしの投稿です。

たまにはこんなのもHARUKOさん みたいでいいんじゃないでしょうか。

セカンドがベースカバーに入るごとに
夏は秋へとなだれてゆけり

(永田 淳『1/125秒』)

ベースカバーにセカンドが入る。
いろんな場面が考えられます。
牽制球や盗塁を阻むためかもしれません。進塁を防ぐこともあるでしょう。
ともあれ、ベースカバーは、これからの事態に備える動作ですね。

単に季節のうつろいだけでなく青春の終りかもしれません。
いろいろな仕度をしていても、
なだれるように一気に夏が終わってしまった
哀しみがやるせなく感じました。

人生において、10~20代が青春という春の季節なら
30~40代は実を育てる夏の季節、
そして50代は収穫の秋の季節ということになるのでしょうか。

今、その時を迎え、誰かのベースカバーができるようなことを
たくさんしてみたいと思います。

2009年9月3日 日本農業新聞 「おはよう名歌と名句」の記事を参考にしました。


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Posted by おっち at 09:14│Comments(0)文学
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